漢方薬局 太陽堂×太陽堂漢薬局 漢方対談
今回は百名店の漢方薬局の先生方同士での対談動画の続きになります。
漢方薬局 太陽堂 前原先生
漢方薬局 太陽堂 石川先生
太陽堂漢薬局 木下 文華先生
の3名での語り合いです。

漢方薬局 太陽堂の漢方薬剤師、前原です。



漢方薬局 太陽堂の漢方薬剤師、石川です



本日は福岡より「太陽堂漢薬局」から木下文華先生がいらっしゃってくれました!



よろしくお願いします!



東京にある「漢方薬局太陽堂」、そして福岡にある「太陽堂漢薬局」さんなんですが、どちらの薬局も「太陽堂」という名前が付くんです。
この関係性を教えていただけますか?



福岡の太陽堂漢薬局は私たちの漢方薬の師匠の木下順一朗先生がいらっしゃいます。
以前、福岡の太陽堂では漢方の勉強をしたい先生たちを受け入れて、日本漢方の理論を学んだりとか、あるいは木下先生が作った医療気功の「糸練功」という技術の指導や習得のサポートを行なっていました。
東京の現太陽堂の林先生もその勉強に来ていた先生方のお一人になります。
一緒に学んでくださった先生のお一人ですので、薬局の名前も同じところがある。という感じですかね。
文華先生と前原先生の思い出エピソード



文華先生、皆様と長いお付き合いがあると思うのですが、前原先生との思い出などありますでしょうか?



前原先生も漢方を一緒に勉強する仲間の先生のお一人なんですけれども、本当に勉強熱心で、福岡にも時間許す限り勉強にこられまして。
その時は(文華先生ご家族の)お家に泊まりに来てもらったり、一緒に食事に行ったり、湯布院にみんなで旅行に行ったりもしました。
ご一緒するお時間の中でも、雑談の際に漢方について色々とお話ししたりすることが多々ありました。勉強熱心だなというのがとても印象に残っています。



今のお話しの+αでお話ししたいのですが、湯布院に旅行に行かせていただいた際に、婦人科全般に関しての漢方の知識・理論を教えて頂いたのが私もとても印象に残っています。
そしてそれが私の今の婦人科の礎にもなっています。そして今でも婦人科の話は文華先生にお聞きすることもあります。
漢方伝統研究会について



東京の太陽堂も、福岡の太陽堂漢薬局も含めて、「伝統漢方研究会」という会に所属しています。
その伝統漢方研究会で主に行なっている勉強や内容についてご説明いただけますでしょうか?



漢方薬は大きく分けて「中医学」と「日本漢方」というのがあります。
私たちは古来より日本に伝統的に残っている漢方を勉強しております。
日本漢方はどちらかというと伝統医学、口伝で伝わってきたものになります。
伝統漢方研究会ではこの日本漢方の漢方理論を学んだり、糸練功という医療気功の技術向上などを学んでいます。
現在は、関東・関西・九州の3地区で毎月一回各地区ごとに勉強会を行なっています。
そして年に一回各会員の先生方が論文を書いて学術発表の全国大会を行なっています。



石川先生も伝統漢方研究会の勉強会に参加されていますが、そこでどのような勉強をしたり、感じることがありますか?



最初の頃は初心者で入局したので、訳もわからず…って感じだったのですが、自分で勉強を重ねて行ったり、勉強会を重ねることで実践的なこととかをすぐ学ぶことができる場所だなと感じています。
明日からすぐに応用できるような技術や知識をいっぱい学ばせて頂いています。
漢方の魅力について



文華先生、最後に漢方の魅力についてお伝えいただけますでしょうか?



はい、私が漢方薬を学びたいと思ったのがもう20数年前なのですが、風邪や頭痛、下痢などの一時的な症状に対して漢方薬が効果的だなと感じることがありました。
私自身花粉症が酷くて、アレルギー鼻炎だったんですけど、漢方薬を取り入れることで体質改善にも繋がり、改善のサポートになりました。
そこから漢方薬を深く学びたいなと思いました。
東洋医学は、身体のバランスを整えるという考えで成り立っているのですが、漢方薬は色々な病気や症状の原因部分の改善にとても効果的だと言われています。
体質改善をしていくと原因部分の改善にも繋がることが漢方の魅力だと思っています。
漢方薬と聞くと、すごく体に良さそうとか、自然な生薬だから体に優しいというイメージがあるかと思います。
また、長く飲まないとダメみたいなイメージもある方がいらっしゃるかと思います。
漢方薬はものによっては、早く改善のアプローチができるものもあります。
何かお困りのことがございましたら、気軽にご相談いただければと思います。
記事の動画
動画でも対談内容はご覧になれますので、ぜひ動画もご視聴ください。
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