「先生たちは毎日何を飲んでるの?」名物漢方薬剤師の『リアルなマイ漢方』を大公開!お酒好き・アトピー体質のプロが実践する究極のセルフケア

和紙の背景に、親しみやすい笑顔の2人の薬剤師。左の林先生はお酒のグラス、ウコンのパッケージ、鼻の煎じ薬の土瓶を持つ。右の北浦先生はきれいな肌とエネルギーのアイコンを持つ。「先生たちは毎日何を飲んでるの?」という大きなテキストと、「漢方薬剤師の『リアルなマイ漢方』を大公開!」などのサブタイトル。左端に紺色の帯。
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はじめに:「先生も、私たちと同じように悩むんですか?」

毎日たくさんのお客様の不調と向き合い、的確なアドバイスをしている漢方薬局の先生たち。

「さぞかし健康的な生活を送っていて、病気なんて無縁なんだろうな…」と思っていませんか?

実は、そんなことはありません。

先生たちも一人の人間です。お酒をつい飲み過ぎてしまう日もあれば、生まれつきの体質(弱点)を抱えながら、毎日を懸命に乗り切っています。違うのはただ一つ、「自分の弱点を知り、漢方で上手に先回り(予防)していること」です。

今回は当サイト『漢方百名店』の2人の名物先生に、普段絶対に明かさない「リアルなマイ漢方(自分が毎日飲んでいる薬)」をこっそり教えてもらいました!

  • 林 泰太郎 先生(漢方薬局 太陽堂):実はお酒が大好き。自分の弱点と徹底的に向き合う理論派。
  • 北浦 久貴 先生(神農漢方薬局):幼少期の重度アトピーを漢方で克服。肌の健康を維持し続ける熱血派。

【林先生のマイ漢方】お酒を愛する男の「徹底予防ルーティン」

まずは、難しい慢性疾患の相談を数多く解決に導いている太陽堂の林先生。

実は林先生、お酒を嗜むのが大好きなのだそうです。そんな林先生の「マイ漢方」は、驚くほど実践的で人間味に溢れていました。

林先生(太陽堂)「自分の体の弱点は自分が一番よく知っています。だから、先回りして守るんです」

私はお酒を飲むのが好きなので、飲む前には必ず「ウコン(鬱金)」を飲みます。これは肝臓の働きを助け、アルコールの代謝を促すためです。

さらに、過去にピロリ菌の診断を受けたことがあるため、胃腸の環境を整える漢方薬を日常的に飲んでケアしています。また、アルコールは膵臓にも負担をかけるので、膵臓の炎症を予防する漢方も欠かせません。

そしてもう一つ、私は昔から慢性的に鼻が悪い(鼻炎持ち)ので、こればかりは粉薬ではなく、成分がしっかり抽出される本格的な「煎じ薬」をコトコト煮出して飲んでいます。自分の弱点を漢方でカバーすることで、好きなものを楽しみながら健康を維持しているんですよ。

▼ 林先生の「マイ漢方」リスト

  • 飲む前のウコン: 肝臓の保護、アルコール代謝アップ
  • ピロリ菌ケアの漢方: 胃腸の粘膜保護・環境改善
  • 膵臓予防の漢方: 飲酒による内臓の炎症を防ぐ
  • 鼻炎用の煎じ薬: 慢性的な鼻のトラブルを根本から抑える

【北浦先生のマイ漢方】アトピーを完治させた「肌のバリア維持」

続いては、幼少期の血だらけになるほどの重度アトピーを漢方で克服し、現在はその経験を活かして多くのお子様や肌荒れに悩む方を救っている神農漢方薬局の北浦先生です。

北浦先生(神農漢方薬局)「綺麗になった今でも、『熱』を体にこもらせない工夫をしています」

私は漢方のおかげでアトピーを克服しましたが、元々の「熱がこもりやすい体質」自体が完全に消えてなくなるわけではありません。疲れたり、ストレスが溜まったりすると、どうしても皮膚に赤みや痒みのサインが出やすくなります。

ですから、私のマイ漢方は「余分な熱を冷まし、肌の潤い(バリア機能)を保つ漢方」です。

また、毎日全力でお話しするので、夕方になるとエネルギー(気)がすり減ってしまいます。そんな時は、気を補う「疲れを取る漢方薬」などを飲んで、エンジンをかけ直しています。漢方は私にとって、最高の相棒ですね。

▼ 北浦先生の「マイ漢方」リスト

  • 清熱(せいねつ)の漢方: 体の奥の熱を冷まし、炎症や痒みを防ぐ
  • 潤いを補う漢方: 肌の乾燥を防ぎ、バリア機能を保つ
  • 気剤(補中益気湯など): フル稼働した日のエネルギーチャージ

3. 一目でわかる!プロの「漢方との付き合い方」比較表

お二人の「マイ漢方」から見えてくるのは、「自分の体質(弱点)を理解し、生活スタイルに合わせて漢方を使いこなしている」ということです。

プロの流儀林先生(太陽堂)の場合北浦先生(神農漢方薬局)の場合
漢方を飲む目的好きなお酒を楽しむための「内臓の予防・保護」と、慢性的な鼻のケア。アトピー再発を防ぐ「肌のバリア維持」と、日々の「エネルギー補給」。
弱点へのアプローチ胃・肝臓・膵臓・鼻と、ピンポイントで弱点をカバーする多角的なケア。体内に熱をこもらせない(炎症を防ぐ)という、根本的な体質管理。
読者へのメッセージ「弱点があるからこそ、漢方で先回り(未病を防ぐ)することが大切です。」「自分の体質を恨むのではなく、上手な付き合い方を見つけましょう。」

4. 【Q&A】プロの飲み方に関するよくある質問

先生たちのように、複数の漢方薬を一緒に飲んでも大丈夫ですか?

プロの計算があってこそです。自己判断での併用は避けましょう。

林先生のように複数の漢方を使い分ける場合、生薬の成分(甘草など)が重複して過剰摂取にならないよう、薬剤師としての緻密な計算がされています。一般の方が複数の漢方を飲む場合は、必ず専門家に相談してください。

予防のために漢方を飲むのは「あり」ですか?

大いに「あり」です。それが漢方の真骨頂です。

漢方には「未病(みびょう)を治す」という言葉があります。病気になる一歩手前のサインに気づき、先回りしてケアをすることこそ、最も効果的でお金もかからない究極の健康法です。


まとめ:あなただけの「マイ漢方(お守り)」を見つけよう

いかがでしたか?

完璧に見える先生たちも、お酒を楽しんだり、生まれつきの体質と向き合ったりしながら、漢方を「日常の強力なサポーター」として活用していることが分かりましたね。

「私も、自分のお酒の飲み方に合った漢方を知りたい」
「私のこの弱点をカバーしてくれる『マイ漢方』って何だろう?」

そう思ったら、ぜひお近くの漢方薬局へ足を運んでみてください。

林先生や北浦先生のような、人間味あふれる頼もしいプロフェッショナルたちが、あなたのライフスタイルにぴったりの「マイ漢方」を見つけるお手伝いをしてくれますよ。


記事監修者 漢方薬局 太陽堂 薬局長 林 泰太郎

実績:伝統漢方研究会 2015~2017年・2019年・2020年・2022年 2025年学術発表

調剤薬局で3年間勤め、西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁に直面。

・「治療の難しい病気をなんとか治したい。」
・「ひとりでも多くの患者さんを笑顔にしたい。」

という想いから漢方の道へ。
漢方薬局で3年間修業をして、2015年 『漢方薬局 太陽堂』を立ち上げ。
開局10年を迎えた今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。

記事監修者 神農漢方薬局 代表薬剤師 北浦 久貴(きたうら ひさき)

実績:伝統漢方研究会 関西理事 / 2023年 学術論文発表(田七人参と牡丹皮の研究)

幼少期、自身が重度のアトピー性皮膚炎に悩み、漢方薬(不思議なまずい粉)によって劇的に改善した原体験を持つ。

・「あの時の感動と、治る喜びを多くの人へ届けたい。」
・「無理なく、できることから一緒にやってみよう。」

というスタンスで、自身の経験から「皮膚トラブル」や「メンタル不調」の相談を得意とする。

現在は研究会の理事として東へ西へ奔走し技術を磨きながら、患者さんの心の荷物を下ろすような、気楽で温かいカウンセリングを行っています。

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