病院の検査は「異常なし」。でも辛い…。漢方薬局に行くべき「5つの不調サイン」と未病チェック

漢方薬局のブログ記事サムネイル。オレンジ色の帯と生薬のイラスト。「検査は異常なし。でも辛い…それ、漢方の出番です!行くべき5つの不調サインと未病チェック」のタイトル文字

「最近、なんとなく体がだるい…」
「頭痛がするから病院に行ったけれど、『検査結果は異常なし』と言われて痛み止めだけ出された」

こんな経験はありませんか?

数値に異常がないからといって、あなたが感じている「辛さ」「痛み」が嘘なわけではありません。

実は漢方薬局は、こうした「病気じゃないけれど、健康でもない状態」こそが一番の得意分野なのです。

東洋医学ではこれを「未病(みびょう)」と呼びます。

今回は、西洋医学(病院)と東洋医学(漢方)の得意分野の違いを比較し、「どんな症状なら漢方薬局に相談していいのか?」という疑問を解決します。


一目でわかる!「病院」と「漢方」の得意分野の違い

「病院に行くべきか、漢方薬局に行くべきか」で迷ったら、まずはこの表を参考にしてください。

西洋医学と東洋医学は、アプローチの仕方が全く異なります。

特徴西洋医学(病院)東洋医学(漢方)
得意なこと●ウイルスや細菌の退治
●手術が必要な病気
●救急医療、検査
●慢性的な不調の改善
●検査で異常が出ない辛さ
●体質改善、予防(養生)
治療の視点「木を見て森を見ず」
悪い臓器や患部をピンポイントで攻撃する。
「森を見て土壌を耕す」
体全体のバランスを整え、自己治癒力を高める。
「なんとなく不調」への対応「様子を見ましょう」
(病名がつかないと治療しにくい)
「未病(みびょう)」として治療
本格的な病気になる前に対処する。

■ 結論:

激しい痛みや急な発熱、怪我などは迷わず「病院」へ。

一方で、「検査では異常がないのに辛い」「ずっと体調が優れない」という場合は、「漢方」の出番です。

※漢方専門店によっては病気のセカンドオピニオンやサードオピニオンの役割で、疾患中心に対応している所もあります。


あなたはいくつ当てはまる?「漢方適齢期」5つのサイン

以下の5つの項目のうち、1つでも「あ、これ私のことだ」と思ったら、あなたは漢方薬局に行くべきタイミングかもしれません。

1. 【冷え】手足が冷たくて眠れない、夏でも靴下が必須

「冷え性だから体質だ」と諦めていませんか?

漢方では「冷えは万病の元」と考えます。冷えを放置すると、生理痛の悪化や免疫力の低下、代謝ダウンによる体重増加につながります。

「ただ温める」だけでなく、「血」を巡らせて、自分の力で熱を作れる体を目指します。

2. 【婦人科系】生理痛、PMS、更年期のゆらぎ

「毎月、鎮痛剤を飲んでやり過ごしている」という方は要注意。

生理痛があるのは、実は当たり前ではありません。
体が「血の巡りが悪いよ!」「エネルギーが足りないよ!」と叫んでいるサインです。

漢方は女性特有のホルモンバランスの乱れを整えるのが非常に得意です。将来の妊娠(妊活)を見据えて体を整えに来る方も多いですよ。

3. 【胃腸】胃もたれ、便秘、下痢を繰り返す

「内視鏡検査ではキレイと言われたのに、胃が重い」

これは、胃腸の「機能(動き)」が弱っている証拠です。

漢方薬は、無理やり便を出したり胃酸を抑えるのではなく、「胃腸そのものを元気にする」ことで、美味しくご飯が食べられる状態を取り戻します。

4. 【疲労】寝ても疲れが取れない、朝起きられない

「週末に寝溜めしてもだるい」
「朝、体が鉛のように重い」

これは「気(き)」=エネルギー不足の状態(気虚:ききょ)かもしれません。

栄養ドリンクで一時的に元気の前借りを繰り返すより、漢方でエネルギーの漏れを防ぎ、底上げするアプローチが必要です。

5. 【メンタル】イライラ、不安、喉のつまり

「理由もなく涙が出る」
「喉に梅干しの種が詰まったような感じがする(梅核気)」

ストレスで自律神経が乱れると、「気」の巡りが滞ります。

漢方薬局では、こうしたメンタルの不調を「気の詰まり」として捉え、香りの良い生薬などでリラックスさせる方法をとります。


漢方の「適応症状」Q&A(FAQ)

「こんな症状でも行っていいの?」という疑問にお答えします。

肌荒れ(ニキビ・アトピー)でも相談できますか?

はい、とても多い相談の一つです。

皮膚は「内臓の鏡」と言われます。塗り薬(外側からのケア)だけでは繰り返してしまう肌トラブルも、漢方で「胃腸の状態」や「血の汚れ」といった内側からの原因を改善することで、綺麗な肌を目指せます。

病院の薬を飲んでいても大丈夫ですか?

基本的には併用可能です。

ただし、飲み合わせの確認が必要です。漢方薬局に行く際は、必ず「お薬手帳」を持参するか、飲んでいる薬の名前を伝えてください。専門家がしっかりとチェックします。

男性や子供でも相談できますか?

もちろんです!

漢方は「女性のもの」というイメージがあるかもしれませんが、男性の働き盛りの疲労や精力減退、お子様の夜泣きや虚弱体質など、老若男女問わず対応しています。


まとめ:「辛い」は我慢しなくていい

「こんな些細なことで相談していいのかな?」

そう思う必要はありません。

漢方薬局の先生たちは、「検査数値には出ないあなたの辛さ」に耳を傾けるプロフェッショナルです。

「ずっと付き合っていくしかない」と思っていたその不調、漢方の力で手放してみませんか?

まずは漢方百名店で、あなたの街の「相談できる場所」を探してみてください。


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