「体質のせいだと諦めていました」漢方で“本来の自分”を取り戻した3人の回復リポート【お腹・睡眠・めまい編】

「もう年だから」「体質だから」と諦めていませんか?漢方で“本来の自分”を取り戻した3人の回復リポート(お腹の弱さ・睡眠トラブル・原因不明のめまい編)。解説記事タイトル画像。和紙の背景にえんじ色(赤茶色)の帯。
目次

はじめに:その悩み、本当に「付き合っていくしかない」の?

「もう何年もこの状態だから」
「病院の検査でも異常なしと言われたから」

そう言って、毎日の不調を「自分の体質だから仕方ない」と諦めていませんか? 漢方薬局には、そんなふうに長い間ひとりで悩みを抱えてきた方がたくさん訪れます。

今回は、漢方の力で体のバランスを整え、諦めかけていた悩みから解放された3人のストーリーをご紹介します。 自分と似た症状がないか、チェックしてみてください。

もっと他の症例も見たい方は… 生理前の不調(PMS)、極度の冷え性、男性不妊などのエピソードは、こちらの記事でご紹介しています。


Case 1:【お腹の弱さ】30代男性・営業職

「通勤電車に乗るのが怖かったんです」

ご相談内容

学生時代からお腹が弱く、社会人になって悪化しました。

大事なプレゼンの前や、満員電車に乗ると、急にお腹が痛くなりトイレに駆け込んでしまいます。 内科で「過敏性腸症候群(IBS)」と言われ、整腸剤をもらっていますが、「また痛くなったらどうしよう」という不安(予期不安)が消えず、各駅停車でしか通勤できない状態でした。

漢方の見立て:【肝脾不和(かんぴふわ)】

これは典型的なストレスとお腹の関係です。 漢方では、ストレスを受け止める「肝(かん)」と、消化吸収する「脾(ひ=胃腸)」は、密接に連携していると考えます。

彼の場合、プレッシャー(肝の乱れ)が引き金となり、胃腸を攻撃して痙攣させている状態でした。

処方とその後

お腹の緊張を緩め、乱れた「気」のバランスを整える漢方薬を処方しました。

  • 2ヶ月後: 「お腹がギュルギュル鳴ることが減りました」
  • 6ヶ月後: 「以前のような『急な波』が来なくなり、急行電車に乗れる自信がつきました」

お客様の感想

「『お腹が弱いのは元から』だと思っていましたが、腸がパニックを起こしていたんですね。不安がなくなって、仕事の集中力が段違いに上がりました

漢方の概念「肝脾不和(かんぴふわ)」を擬人化したイラスト。怒った顔でパンチを繰り出す赤い「肝(肝臓)」と、攻撃されて泣きながら震えている黄色い「脾(胃腸)」を描き、精神的なストレスが胃腸の不調を引き起こすメカニズムをコミカルに表現している。

Case 2:【不眠・中途覚醒】50代女性・パート

「夜中に3回目が覚める。朝までぐっすり寝てみたい」

ご相談内容

寝付きは悪くないのですが、夜中目が覚めてしまいそこから眠れません。 昼間はずっとダルく、頭が働かない状態。睡眠導入剤は「一度飲んだらやめられなくなりそう」と怖くて使えずにいました。

漢方の見立て:【自律神経の乱れ】

自律神経の乱れの時はその方が右脳か左脳かに分けて漢方薬を選定します。
今回の場合は中途覚醒タイプの不眠の為、「左脳」
左脳の自律神経の乱れに効くような漢方薬を選定する事が重要です。

漢方薬とその後

熱を冷まして心を落ち着ける漢方薬自律神経の乱れを改善する漢方薬を出させて頂きました。

  • 3ヶ月後: 「夜中に起きない日も出てきている」
  • 半年後: 「この1ヶ月は、朝のアラームが鳴るまで一度も起きませんでした!」

お客様の感想

「『あー、よく寝た!』という感覚を数年ぶりに味わいました。眠れるようになったら、肌の調子もすごく良くなって驚いています」


Case 3:【めまい・耳鳴り】40代女性・デスクワーク

「天井がグルグル回る恐怖。検査は異常なしでした」

ご相談内容

ある朝、起き上がると天井がグルグル回る回転性のめまいに襲われました。 耳鼻科でMRIなどの検査をしましたが「脳には異常なし。疲れでしょう」とのこと。 それ以来、フワフワするめまいや耳鳴りが続き、いつまた倒れるかと不安で、外出がおっくうになっていました。

漢方の見立て:【水毒(すいどく)】

胃腸が弱く、水分代謝が悪いため、体の中に余分な水が溜まっている状態です。 この水が耳の奥(内耳)で溢れ、むくみを起こしているため、平衡感覚が狂っていました。雨の日や台風の時に調子が悪くなるのも特徴です。

漢方薬とその後

水の巡りを整える漢方薬を出させて頂きました。

  • 3ヶ月後: 「雨の日でも頭が重くならず、フワフワ感が消えました」
  • 6ヶ月後: 「『またあいつ(めまい)が来るかも』という恐怖心がなくなりました」

お客様の感想

「病院で見放された症状こそ、漢方の出番なんですね。性格まで暗くなりかけていましたが、もっと早く相談すればよかったです」

めまいの原因となる「水毒(すいどく)」のイメージ図。雨の降る背景の中、女性のシルエットや耳の断面図の中に余分な水が溜まり、タプタプと波打っている様子。その波によって平衡感覚が揺らぎ、めまいが起きていることを示している。

まとめ:諦める前に、その「不調」の正体を知ろう

いかがでしたか? 3人に共通しているのは、「不調の原因は、思っていた場所とは別にあった」ということです。

  • お腹の痛みは、「気の巡り」から。
  • 不眠は、「血熱」から。
  • めまいは、「水の滞り」から。

あなたのその悩みも、性格や年齢のせいではなく、体のバランスを少し整えてあげるだけで解決するかもしれません。

「私の場合はどうだろう?」と思ったら、ぜひ一度、お近くの漢方薬局で答え合わせをしてみてください。


記事監修者 漢方薬局 太陽堂 漢方薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年 学術発表

祖父が沖縄で開業医をしていた影響もあって、薬に触れる仕事がしたいと「薬学」の道へ。

6 年間調剤薬局に勤めていましたがライフスタイルや食生活が変化する現代において、調剤(病院のお薬)だけで病気を治していく事に限界を感じ、2017年漢方薬局 太陽堂に入局。

その中で一人一人の体質に合わせて病気を改善していく漢方に出会い、その道に進み、今に至る。

記事監修者 漢方薬局 くら石 薬局長 石田 友里(いしだ ゆり)

実績:国際中医専門員A級 / 調布漢方特区プロジェクト 薬膳講師 / 伝統漢方研究会 学術論文発表(2021年・2024年)

合気道歴25年で培った「心を整える(マインドフルネス)」視点を活かし、不妊症や更年期障害、不安神経症など、心身のバランスに関わる繊細な悩みを得意とする。

・「体だけでなく、その人の人生そのものを応援したい。」
・「カウンセリングのように、話すだけで元気になってほしい。」

という想いで、生活背景までじっくり聞き取る相談スタイルを確立。

時には人生相談のようになる深い対話を通じて、患者さんが笑顔で自分らしい人生を歩めるよう温かくサポートしています。

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