「漢方薬局のドアを開けるのって、すごく勇気がいりそう…」
「厳しい先生が出てきて、生活習慣を怒られたらどうしよう…」
初めての場所、それも「相談」となると、どうしても緊張してしまいますよね。
今回はさらに一歩踏み込んで、「相談室の中で、実際にどんなやり取りが行われているのか?」をリアルにシミュレーションします。
これを読めば、まるで一度来店したかのような気分になれて、不安がスッと消えるはずです。それでは、バーチャル相談ツアーに出発しましょう!
初めての漢方薬局での入店から予算まで流れを完全解説をしていますのでそちらもご覧ください。
※こちらは何個かの漢方薬局を総合的にみて作ったものになりますので、各店舗で少しずつ違うかもしれません。

Step 1:入店〜「問診票」はちょっと詳しめです
「こんにちは!」
お店に入ると、漢方独特の薬草の香りがふわりと漂います。まずは受付です。
病院と同じように、最初に「カウンセリングシート」を記入していただきます。
ただ、漢方薬局のカウンセリングシートは、病院のものよりちょっと項目が多いかもしれません。
- 食欲はありますか?
- お通じの状態は?(硬い、緩い、毎日など)
- 汗はかきやすいですか?
- 生理の周期や様子は?
- 普段、ストレスを感じることはありますか?
「えっ、肌荒れの相談なのに、お通じや生理のことまで?」と驚かれるかもしれません。
でも、これが漢方の大事なポイント。体の中のどこかでバランスが崩れているから、肌にサインが出ている…と考えるので、「体全体の調子」を知る必要があるのです。
Step 2:いざ相談!「おしゃべり」のようなカウンセリング
記入が終わると、相談コーナーへご案内します。
ここで待っているのは、白衣を着た怖い先生…ではなく、あなたの「体質の謎解き」をするパートナー(薬剤師)です。
怒ったりしません、安心してください
よく「不摂生を怒られそう」と心配されますが、そんなことはありません。
私たちは、あなたの今の辛さを取り除くためにここにいます。
「実は甘いものがやめられなくて…」
「夜更かししちゃうんです…」
そんなお話も、「分かります、美味しいですもんね」と受け止めながら、「じゃあ、今の生活スタイルのままで、どうやって改善していこうか?」を一緒に考えます。
どんなことを聞かれるの?
問診票の内容を深掘りしていきます。
例えば「頭痛」の相談でも、こんなことを聞くかもしれません。
- 「痛むのは、雨が降る前が多いですか?」
- 「お風呂に入ると、痛みは楽になりますか?」
- 「最近、イライラすることはありましたか?」
これは、あなたの頭痛の原因が「冷え」なのか「気圧(水毒)」なのか「ストレス(気滞)」なのかを見極めるための大事なヒントなんです。

Step 3:漢方ならでは!「舌(した)」をチェック
ここが一番驚かれるポイントかもしれません。
「ちょっと舌を見せていただけますか?」
実は、舌は「内臓の鏡」と言われるほど、体の中の状態がリアルタイムで現れる場所です。
- 舌が白い → 内臓に熱が溜まっているのかも?
- 舌の縁がギザギザ → 浮腫んでいる可能性がある?
- 舌の裏側の血管が太い → 血がドロドロかも?
「べー」っとするだけで、あなたの今の体質が手に取るように分かるのです。
▼ ここが違う!病院と漢方薬局の比較
「病院の診察」と「漢方の相談」は何が違うの?分かりやすく比較してみました。
| 特徴 | 一般的な病院(西洋医学) | 漢方薬局(東洋医学) |
| 時間の目安 | 3分〜10分程度 | 30分〜1時間(初回は特にじっくり) |
| 注目する点 | 「病気」や「数値」を見る | 「人(あなた)」全体を見る |
| 得意なこと | 検査、手術、急性期の治療 | 未病、体質改善、原因不明の不調 |
| 雰囲気 | 効率的、テキパキ | 対話重視、リラックス |
漢方相談は、ただ薬をもらう場所ではなく、「自分の体についてじっくり話す場所」なんです。
簡易的な体質チェックをしてみたいという方はこちらの記事を確認してください。

Step 4:謎解き完了!あなただけの「処方」と「養生」
いろいろなお話を伺って、舌を見て、ついに謎解き完了です。
「〇〇さんの今の頭痛は、頑張りすぎによる『気の張り詰め』と、そこからくる『血行不良』が原因のようですね」
といったように、「なぜ今その症状が出ているのか」を分かりやすく解説します。
そして、数百種類ある漢方薬の中から、今のあなたにピッタリのものを提案します。
この時、予算の相談も遠慮なくどうぞ。「まずは2週間分から」など、正直に伝えていただいた方が、私たちも提案しやすくなります。
最後に、薬だけでなく「お家でできる簡単なケア(養生)」もお伝えして、本日のカウンセリングは終了です!

まとめ:もっと気楽に、お茶しに来る感覚で
いかがでしたか?
「尋問」のような怖い雰囲気ではなく、自分の体のことを知る「楽しいおしゃべり」のような時間だと感じていただけたなら嬉しいです。
帰り道には、「話を聞いてもらってスッキリした!」「自分の体のことが分かって面白かった!」と、笑顔でお店を出ていただけるよう、心がけています。
【Q&A】相談に関する「恥ずかしい」「怖い」にお答えします
便や生理の話をするのが恥ずかしいのですが…
お気持ち、よく分かります。ですが、便や生理は「体からの便り」と言われるほど重要な健康バロメーターです。
私たちは毎日ご相談を受けているプロですので、恥ずかしがる必要はありません。
また、個室などのプライバシーに配慮した環境でお話しする漢方専門店も多いので、ご安心ください。
服を脱いだり、体に触ったりしますか?
基本的に服を脱ぐことはありません。
体に触れる事も基本しませんのでご安心ください。
何も買わずに相談だけしてもいいですか?
薬局により異なるので一度相談してみて下さい。
購入前提の所もあれば、カウンセリングを受けてみて、提案内容やご予算に納得いただけた場合のみご購入頂く場合もあります。
どちらにしろ無理な勧誘は一切いたしませんので、まずは一度ご連絡だけでもお気軽にどうぞ。
「購入しても飲めなかったらどうしよう」という不安の方はこちらの記事をご覧ください。




